実は日本のあるメーカーが先行しているAI家電

実は日本のあるメーカーが先行しているAI家電

工場からスマホまで、AIが影響を及ぼす範囲は広範囲に渡りますが、今日は身近な家電とAIのトレンドを追ってみます。

韓国LGは冷蔵庫にAIを搭載

CESで発表されました。OSが搭載されAmazonのAlexaに対応しています。なんと29 inchのフロントタッチスクリーンが搭載され(大きい!そもそも冷蔵庫も大型)、レシピの表示、音楽の再生、天気の確認、ECでの購入ができるそうです。それから、食材の賞味期限についてもトラッキングしてくれるとのこと。(各食材の期限は、自分で登録しなきゃいけないのでしょうか。)

LG_Fridge(引用元:Alexa goes everywhere | daily mail

AI家電というよりは、大きなタブレットを搭載した冷蔵庫ですが、AmazonのAlexaに対応しているため、食材の発注などが音声でできるのがポイントです。

広がる自動応答スピーカー

ところで、そのAlexaを搭載した自動応答スピーカー「Echo」の売上が止まらないようです。

アマゾン、AI家電の売り上げ9倍に 年末商戦|日本経済新聞社

Echoの家電への使われ方としては、例えば照明の音声操作が挙げられます。米国アマゾンにはすでに、Alexa対応の商品を扱う特設ページが設置されており、照明の他に温度調節器(空調)などが対応製品として販売されています。

Alexa Smart Home | Amazon

“Amazon Echo”に対抗するGoogleの商品は、”Google Home”。テレビと接続してYouTubeを再生したり、その他各種家電のタスク管理ができるそうです。

Google Homeの特徴と価格、日本発売日まとめ。Amazon Echoに対抗する音声アシスタントデバイス。|アンドロイドラバー

CESでは、様々なものがAlexa対応していたという話でした。”Google Home”もそうですが、今後益々対応デバイスが増えるでしょう。

AI家電で先行するのは日本のシャープ

そんな中、巨人たちに対抗しようとしている日本のメーカーがあります。シャープです。(現在の筆頭株主は鴻海なので、厳密には外資系)基本的な位置付けは”Amazon Echo”や”Google Home”に近く、音声アシスタント端末のようです。

シャープが家電の人工知能化スマートホーム「AIoT」に向けて新しい会話ロボット「ホームアシスタント」を発表|ロボスタ

また、実は家電においても、シャープは先行しています。まさに「AI家電」と言えるものは、現状では、シャープの電子レンジ「ヘルシオ」のみではないでしょうか。

AI(人工知能)が季節や天気、調理履歴などを考慮して、クラウド上にある豊富なメニューの中から、おすすめのメニューを提案します。また、対話を通じて、食べたいジャンルなどユーザーの気持ちを把握しながら、その状態に合った献立を一緒に見つけ出してくれます。家族の嗜好を相談内容や利用状況から、AI(人工知能)が自動的に学習していくので、使えば使うほど、我が家に合ったヘルシオに成長していきます。

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(引用元:ウォーターオーブン「ヘルシオ」5機種を発売 | シャープ株式会社

ソフトウェアとハードウェア両方のケイパビリティがあるからこそ、他社に先行しているのかもしれません。人工知能というソフトウェアとハードの両方に同時に取り組んでいるのが、なんとも日本メーカーらしいアプローチです。

最近ではロボホンも話題になりましたし、個性的な製品を出すシャープ。もともと企画力が高いと言われていたメーカーであり、頑張ってほしいところです。