日本のカーシェアリング事業者とその規模

本日は日本のカーシェア事業主と、その規模やシェアについて見ていきます。

カーシェアリング事業者の分類

以下は、自動車の提供者別に、カーシェアリング事業者を分類した表です。

「複数人(会員)で自動車をシェアする」と捉えれば、BtoC型サービスは「シェアリングエコノミー」サービスと考えられます。しかし、自動車の提供者が「カーシェア事業者」であることから、同じく自動車を個人に貸し出すBtoC型サービス「レンタカー」の派生系とも言えるサービスです。

一方CtoC型の場合、カーシェア事業者はプラットフォーマーとして自動車の貸し借りの場を提供することに徹し、自動車を提供するのはあくまでも個人です。こちらは、「シェアリングエコノミー」の代表的なサービス「Airbnb」と同様のビジネスモデルです(貸し借りをするのが、家か自動車かの違い)。

カーシェアリングという言葉から、どちらも同じ「シェアリングエコノミー」と捉えられがちですが、そのビジネスモデルは自動車の提供者により大きく異なることが分かります。

日本におけるカーシェア事業者の勢力図

日本においては、BtoC型/CtoC型、どちらのカーシェアリングが成功しているのでしょうか。各社の保有車両台数を元に考えていきたいと思います。

まずは、BtoC型の保有車両台数です。

【保存版】 急成長! カーシェアリングの基本と国内外の市場動向まとめ|Sharing Economy lab

続いてCtoC型の保有車両台数です。
カーシェア事業者の車両台数を各社HPより調べたところ、「Anyca」は2,251台、「CaFoRe」1,411台となっています。(2017/6/5現在)

現時点ではBtoC型のタイムズ カー プラスの車両台数が圧倒的な規模であることが分かります。また、CtoC型の「Anyca」は、BtoC型シェアの車両台数2位であるオリックスカーシェアとほぼ同じ車両台数を保持しており、BtoC型サービスに対し健闘していることがわかります。

さて今後はどうなっていくのでしょうか。矢野経済研究所によると、カーシェアリングの市場規模は2014年の154億円から2020年には約2倍の295億円に成長すると言われています。その中でCtoC型はどう巻き返しを図っていくのでしょうか。注目です。

<引用>
【保存版】 急成長! カーシェアリングの基本と国内外の市場動向まとめ|Sharing Economy lab
レンタカー&カーシェアリング市場に関する調査結果 2015|矢野経済研究所