Instagramの影響度に絶句!【速報版】オムニチャネル&デバイス使い分け実態調査:樋口 進

今回は、弊社が定期的に実施してる各種マーケティング調査の速報である。シンクエージェントの自主調査 の強みは、特定の市場に深く突っ込んだ消費マインドや購買行動の読み解きにあると思っているが、今回の調査では弊社が得意とするファッション消費のジャンルにおいて、ネットとリアルの二つのチャネル、PCとスマートフォンという二つのデバイスを生活者がどう使い分けて買物に至るか?をアンケート結果から読み解いてみた。
速報なので、結果は完結に箇条書きにて記載する。
追って、弊社スタッフ編集の詳細レポートが提供される予定なので、そちらも期待されたし。

ステレオタイプの消費者はもういない?お金の使い方も使う対象も複数ケースに分散

  • スマホの利用時間は1~4時間が全体の半数、しかしそれ未満の人と8時間以上使う人も1割程度存在。
  • スマホで最も利用されるのはSNS。次いで検索エンジンで5割以上の層が利用。次いでゲーム、モール系EC、インスタグラムの利用が3割以上。
  • ネットショッピングでは価格の安さによる衝動買いが多数を占める。重視するポイントでも『価格』に関するスコアが高いが、その中にあっても『口コミ・レビュー評価』や『企業の信頼度』は重視されている。
  • ネットショッピングで『返品する』層は全体の2割程度だが、そのうち『サイズが合わない』ための返品が4割。
  • 購買行動は、『ネットで探してネットで購買』と『実店舗で探して実店舗で購買』が拮抗!『実店舗Toネット』と『ネットTo実店舗』では、前者の方がスコアが高い!

スマホ利用行動とSNS行動、とりわけInstagram等を通じての芸能人・モデルからの発信が消費の鍵?

  • インスタグラムでフォローしている対象(知人以外)は、好きな芸能人・モデルが39%強、次いで好きなショップ・ブランドが27%程度。
  • ファッション商品の年間購入額(ファッションLTV)は平均すると約12万円。ただし最も多い層は年間3万円未満の層であり、全体の30%に及ぶ。ファッションの購入額は人による偏差が激しく、3万円未満~50万円以上まで大きく分散している。
  • 一日にスマートフォンの利用時間が12時間以上の人のファッションLTVは26万7000円

ファッション消費性向が高いのはインスタグラマーとスマホ中毒層、スマホメディア活用層

  • Instagramの閲覧とファションLTVは非常に相関性が高い。年間購入額50万円以上の層の75%がInstagramを利用、さらにそのうちの72.5%が『暇さえあれば見る』と回答。
  • Instagramを『暇さえあれば見る』と回答した人のファッションLTVは20万円以上、これに対して『一週間以上見ないこともある』と回答した人のファッションLTVは6万9000円。
  • スマートフォンで利用するアプリやサイトでファッションLTVと相関が高いのは、インスタグラム以外には、直営EC、WEAR・IQON、MERY・モデルプレス。これらの利用者のファッションLTVは20万円を越えている。

セレブやモデル・芸能人に憧れる“モデル未満”層、意外に合理主義の側面も…

  • ネットショッピングで『購入した商品をよく返品する』人のファッションLTVは38万7000円。返品はかなり意図的。返品を意図して複数商品を購入。
  • ファッションLTVが高い人の特徴的価値観:①自分磨き志向差別化志向転売志向“盛り”志向
  • ファッションLTVが高い人の衝動買い動機:①インスタのコーデ ②モデルっぽい商品

…と、ここまでで、いかが感じられたであろうか?
これらの様々な読み解きを、図解で示すと以下のようになる。

以上、
本アンケートで得られたオムニチャネルの消費行動の知見を以下の速報レポートにまとめてある。ぜひダウンロードされたし。

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主席コンサルタント
樋口 進

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上記記事はスカイライトコンサルティング株式会社のグループ会社株式会社シンクエージェントが公開する「インサイト」より転載